安全で衛生的なトイレを利用できない世界の人びと、23億人
そのうち、日常的に屋外で排泄をしている人びと、約9億人
下痢性疾患で命を落とす5歳未満の子ども、1日800人
衛生的なトイレの不備による2015年の経済的損失、推定22兆円
・・・・・・・・・・・・・・・
LIXILが開発した開発途上国向けの簡易式トイレ「SATO」。
少量の水で洗浄でき、悪臭や虫などを防ぐそうです。
安価で取り扱い易いこの簡易式トイレの
初代のモデルはビル&メリンダ・ゲイツ財団からの
資金助成を受けて開発がすすめられたそうです。
2013年に初めてバングラデシュで販売が開始され、
これまで世界中で120万台以上が導入され、
600万人の衛生環境の改善に貢献。
・・・・・・・・・・・・・・・
そして現在は
「マイクロフラッシュトイレシステム」
~排泄物の運搬に下水を再利用し、従来型のトイレと比べて
1回の洗浄水量がずっと少なくてすむシステム~
「グリーントイレシステム」
~水を使わず排泄物を安全に処理し、肥料として再資源化するシステム~
「ポータブルトイレシステム」
~コンパクトかつ持ち運び可能なトイレと、
各家庭からの排泄物を回収する収集ステーションからなる仕組み~
などが実証試験中だそうです。
LIXILの取り組み、詳しくはこちらから。
SATOについてはこちらから。(英文)